2011年05月17日
5月はお金のかかる季節

ゴールデンウィークの軽井沢からの帰り道、前日までのグズついた天気から一転、快晴で気温も上昇。そんな中、山々がそびえ草木が生い茂る長野県、群馬県の高速道路を走ったものだから、クルマに散々虫がぶつかった。
帰宅してから虫を落とすために洗車をしたものの、コーティング被膜にこびりついてしまい取れないものも。よーくフロント周りをみてみると、虫の衝突でコーティングがはがれた部分も見受けられる。そろそろ新車時に施工されたコーティングが落ちてきた頃なのでと思っていたが、虫たちにその期限を早められてしまった。
さて、ではコーティングはどこで施工しようかと思うのだが、ディーラーの経営元が変わってしまった関係で、今と同じものはディーラーで施工出来ない。であれば、数ある中から選んでやろうと思ったものの、いつものようにググり始めてだんだん元気がなくなってきた。
たくさん種類がありすぎてどれがいいかわからない、なんていうのはもちろん、なにしろ高いのだ。初回8万円、1年ごとにメンテナンス2万円、、、てな感じ。どうせ8万円出すなら良いコーティングにしたいもの。もうしばらく調べなければいけないな。
しかし、自動車税だけでも残念なのにコーティングで10万円ちかくもかかるなんて。そこに来てなんだこのハガキ・・・不動産取得税通のおしらせ?・・・ギャァ〜!!

2011年05月11日
チビッコバイパー

そのロングノーズに小さなキャビンを備えたスタイルが、パッと見ダッジバイパーに似ている!と思ったことから、スズキ カプチーノの事を当時の仲間内ではそう呼んでいた。
ミッドシップレイアウトのホンダビート、危険なイメージの強いオートザム(マツダ)AZ-1もなかなか気になる軽自動車だったけど、私は断然FRのカプチーノのファンだった。
軽自動車のくせにと言ってはなんだけれど、オールアルミエンジン(マイナーチェンジ後)に、前輪ベンチレーテッドディスク、後輪ディスクのブレーキ、サスペンションは四輪ダブルウィッシュボーンと超スポーツ、超豪華。また、ボディの随所にもアルミを多用、徹底的な軽量化と走行性能の追求がなされている。
その圧倒的な室内空間の狭さからも、我が家のドゥードルカー候補とはなりえないのが残念だが、今後も日本中を元気に走り回っていて欲しい素敵な国産車である。
2011年05月09日
間違いだらけのドゥードルカー選び:アウディQ3

先月末、上海モーターショーで発表されたアウディQ3。コンパクトSUVといっても、全長4390×全幅1830×全高1600mmだからそれほどコンパクトさは感じない。幅はほぼTTと同じだから、TTがコンパクトスポーツクーペと呼ばれるのと同じような"コンパクトさ"なのだろう。
欧州車で数字やアルファベットが若いほど廉価なクルマというイメージがあったが、アウディに乗ってみてそれは変わった。小さいクルマだから安っぽいという考え方は、欧州車には当てはまらないのか。
特にアウディはそれが顕著で、最も数字の小さいA1のシートに座ってみたらそれはわかる。シートにダッシュボード、ステアリング、シフトノブ、エアコンの吹き出し口など、仕上げ素材はオプションによるものもあるかもしれないが、まったくチープさはなくむしろプレミアム。エアコンのダイヤルまわりなんてR8とほとんど一緒だ。だから、数字の小さなモデルに乗ってるからと言って、ちょっと寂しい思いとかはしなくて済む。
さて、Q3はR8やTTと同じようにアルミをうまく利用して1,500kg程度の車重、メインとなるエンジンは211馬力の2.0Lターボ、これはA3、TTと同じ横置きだろうか。この車重にこのエンジンならばQ3の走りは楽しそう。横置きであれば、クワトロの他にFFも用意されるのだろうか。だとしたら軽いFFの方が軽快か。160馬力くらいの4気筒も用意されるようだから、それが1.4Lターボなのか1.6LなのかはわからないがFF専用エンジンになる可能性もありそうだ。いずれにしても、このあたりはもう少し詳細が報じられるのを待とう。
そして、気になるドゥードル性能(?)だが、リアシート周りはさほど広くはなさそうだけれど問題なさそう。リアシートを倒せば短めとはいえワゴンボディだから、そこそこ大きなものも積めそうだ。ということで、TTの代わりにということであればドゥードルカー候補になりえそうではあるが、TTから乗り換えるほどQ3が楽しいクルマかどうかは、機会があれば点検か何かの際に試乗でもさせて貰おうと思う。
2011年05月06日
今年もアイツがやってきた

わかっているんだけど、実際届くとがっかりするこの封筒。
クルマを持ってるっていうだけで毎年税金で5万前後、法定点で数万、2年に一度は車検で15万、役立たず自賠責のかわりに任意保険数万、ガソリンは1L160円、じゃあ燃費と環境に良い(ほんと?運転の仕方次第では?)ハイブリッド買えばといわれても高価な割に運転つまらない。これじゃ若者のクルマ離れどころか、同年代のクルマ離れも頷ける。国が自国の自動車産業の足を引っ張ってどうすんのよ。国民の楽しみ制限してどうすんのよ。それで経済回せるとおもってんのかね。
って、納税は義務だから払うけどね、今年も自動車税。しぶしぶ・・・
2011年05月03日
マンション住まいのクルマ弄り

この薄いドライカーボンで出来た妙なモノ、自宅の私のデスク周りから発見された。
昨年、アウディのパーツを扱うショップの通販でセールをやっていた時に購入したのだが、すっかり忘れていた。これはルームミラーに被せるカーボンミラーカバー。両面テープで取り付けるタイプなのでお手軽カスタマイズが可能だ。連休中、どこかのタイミングで洗車する際に取り付けてみようか。
こういった両面テープによるお手軽カスタマイズは、ヘッドライトスイッチ周りやステアリング中央部などにステンレスのリングを貼り付けたり、アルミ製のフットレストをつけたりそこそこやっている。こんなリングが数千円!?こんなペダルが2万円!?なんて思うかもしれないが、マンションガレージ派に許された数少ない自分で出来るカスタマイズなのだ。
しかし、わが家は幸いにも屋根のある自走式駐車場ではあるものの、そこでゴソゴソやってるとかなり怪しい人だと思われてしまう。ボルボの時はツライチ過ぎてオートバックスが及び腰になったタイヤとホイールを、マンションの駐車場の一画で汗だくになって交換したり、ボンネットに頭突っ込んでアーシングしてみたりもしたが、ヘッドライトやグリルの交換はショップにお願いした。さすがにバンパー外しての作業を駐車場ではできなかった。それが新居に引っ越して自分の家のガレージが持てるようになったら、存分に出来るようになると思うと楽しみだ。
少なくとも、フットレストの取り付けに苦戦して途中で諦めようとしても、場所がオートバックスの駐車場だったから中途半端で終わらせると運転に支障が出て危険なので帰れない!なんてことは避けられるハズだ。
![]() 新品/日本製/◎Audi TT/'06-◎アルミ・ヘッドライトスイッチリング◎ |
2011年05月02日
ニコタマ上陸

レトロでワイルドなディッシュホイール。

輝くシルバーのミラーにウッドステアリング、そしてロードストローラーのステッカー、と来ればもうお分かりでしょう。これは所さんの所有するシェルビーコブラ。

今日は現在玉川高島屋S.Cで開催中の「所さんの世田谷ベース史上最大のニコタマ上陸作戦」を見に行ってきた。いろんなものをどっからともなく持ってくるISI君に招待券をもらったので、大渋滞とフィアットの割り込み、ベンツの怒号なんでもアリの高島屋駐車場へ地獄のロードを乗り切りやっとの思いで辿り着いたアレーナホール、所さん所有のクルマたちを目にしてその苦労は報われた。

テレビや雑誌で見てカッコいいなーと思っていたクルマたちは、実物もカッコよかった。なんか変に着飾ったカスタムではなく、洗いざらしのTシャツを着るカッコ良さ。実際自分でやろうと思っても、TTにステンシルとかする度胸はないけれど、セカンドカーを手に入れられたらこういうテイストのカスタマイズはやってみたい。
サバーバンカッコイイー!デカイ!!

また、清水圭さんのダッジマグナムも展示中。なんとFor Saleの表示で、既に売約済み。タッチアップの跡もある迫力のフロントグリルには昔のダッジエンブレム。

本人直筆と思われる説明書きも。
以前、ボルボの次はクライスラー300Cツーリングか、ダッジマグナムがいいななんて思っていた頃もあり、セカンドカーに欲しいななんて一瞬思ったが、既に売約済みだし、湘南では取り回しづらそうだし、そもそも200万円オーバーなんてセカンドカーは買えないし、なにより大排気量アメ車の税金払える程わが家は裕福ではない。相当うっかりな妄想をした。

クルマを見た後はグッズ販売コーナーへ。ホビダスで販売中の世田谷ベースグッズ(売り切れ多数)やDVD、ムック本などが売られていたが、私の興味はネジザウルス。
何の変哲もないペンチだけれど、潰れてしまったネジなどをがっつりつかんで回す事の出来る優れもの。今回は特別に世田谷ベースロゴと、名前のレーザー刻印サービス付きで2,400円。ふたつ買い求めた。一つは群馬の田舎でお手製ガレージライフを送っている父親へのプレゼント。

さて、夢の大型連休も4日を消化してしまった。連日出かけていたので、明日はのんびり家にいることにしよう。
![]() 【在庫有!エンジニア ネジザウルスGT PZ-58】ネジトラブルのレスキューツール。超進化系ネジ... |
2011年04月12日
間違いだらけのドゥードゥルインポートカー選び〜第3回

前回、代車で借りたA4の優等生っぷりに驚いた私だが、ちょっとやんちゃなTTの他にセカンドカーとして現行A4アバントを買えるほど我が家は裕福ではない。もし買えるくらいなら、とっくに家が建っている。
さて、そんなわけで半ば現実逃避のこのシリーズは第3回を迎え、今回はA4アバントにスポットを当ててみた、って前回と同じじゃないの?と言わないで。今度はちょっとだけ現実的かな?と思われる、型としては2つ前のB6系である。
これなら50万円前後でも中古の入手は可能になりそうな気配はある。この2代目A4アバントは2000年〜2005年モデルまでの販売。なにが良いって、スタイルが良い。最近のクルマに比べて腰が低くどっしりしている感じがしてなんともかっこいい。ドゥードゥルを乗せるセカンドカーに速さは求めないが、スポーティーな1.8Tクアトロが出来れば欲しいが、それはまだまだ価格が高いのが残念だ。引っ越してドゥードゥルを飼い始め、成長してTTでは手狭になった頃に、価格もこなれていると良いのだけれど。
ボディカラーは赤がいい。赤いボディに黒い樹脂の下回り、そしてルーフレールのシルバーがアクセント。黒やシルバーグレーのメタリックもカッコいいが、このクルマは玄関脇の駐車スペースに停めるから、ちょっと明るい色の方が見た目が良い。
セカンドカーにステーションワゴンを所有できたら非常に嬉しい。買い物に行くのも釣りに行くのも便利。しかし、ワゴンとなると、もちろんあのクルマも気になってくるので、いずれ検討せねばならないだろう。
参考リンク:A4アバント中古車
2011年04月04日
間違いだらけのドゥードゥルインポートカー選び〜第2回

この写真、何の写真か分かりにくくて恐縮だが、Audi A4の「目」である。
現在、私はAudi A4 アバントを足として使っている。TTがステアリング周りの異音を出していたので入院させ、これはディーラーが用意してくれた代車。このA4、エンジンは1.8L直4ターボの、駆動方式はFFの1.8Tで、現行A4の中では一番廉価なグレードだが、S-Line仕様ということもあってか、安っぽさは全く感じられない。

私がアウディ車を自ら運転したのは、試乗のTTと、自分のTT、緊張しながら試乗させてもらったR8に、今回のA4アバントで4台目だが、実は「A4はどうせつまらないクルマだろう」と思っていた。実際、ディーラーでこのクルマを借りるときも「CVTだし、TTに比べたらつまらないですよ〜」と言われていたので、まったく期待もなかった。
結果、、、んー、なるほど〜そういうことかぁ、と唸らされることになった。早い話が非常に素晴らしいクルマだった。
確かに、TTと比べたら走りを追求するクルマではないから、攻める楽しさは比べようもない(TTもそんなにガンバルクルマではないが)。かといってA4がつまらないわけではなく、CVTでもマニュアルモードにすれば、パドルシフトで8速に区切られたシフトチェンジを楽しめるし、エンブレだってちゃんと効く。
足回りも適度に固めで、コーナーもワゴンボディを感じさせない軽快さ(V70と比較)でロールもさほどせずに走り抜ける。今回のクルマはは18インチのロープロファイルタイヤだったので、路面のコツコツを拾うことは拾ったが、その分、レザーとファブリックのコンビネーションシートが案外柔らかで、とても乗り心地は良かった。特に助手席は快適らしく、妻いわく「私、このクルマでも良いよ」。
1.8Lターボはパワフルとまでいかないものの、ステーションワゴンとして乗る分には不満を感じる人はいなそうだ。良く出来たCVTと相まってスムーズな加速をするし、坂道もストレス無く登る。この週末で200キロ程走ったが、その走りに今のところ不満はない。

一方、内装はというと、アウディが良く評価されるように、案の定質感が高い。素材の使い方が巧みで、プラスチックを使っていても安っぽく見えないし、他ではプラにしちゃいそうなところで革を使ったり小憎らしい演出。インパネ周りも高級感あふれる仕立てで、シルバーとブラックの使い方が上手。
スピードメーターは280キロまで刻んであり、とってもスポーティだが、その分間隔がせまくなって詳細な速度を把握しにくい。なので、センター液晶部分にデジタルメーターを表示させて乗るのが良いだろう。黒い背景に白い文字の液晶表示もかっこいい。なお、ナビで目的地設定をしルート案内中は、この液晶に次の分岐での方向を示す矢印や、分岐までの距離などが表示される。

TTではスポーツカーということで、パーキングブレーキはは通常のサイドブレーキタイプ、イグニッションもあえてキーを差し込むタイプにしている(ほんと?)らしいが、A4はどちらもボタン式。マニュアルを読んでいないのでわからないが、このパーキングブレーキはローンチコントロール的な役目も果たすのだろうか?

エンジンスタートやストップのボタン、これはプリウスなどでもお馴染だが、あれは本当に家電の電気スイッチのようだけれど、こちらはブレーキを踏み込みボタンをおすと、ブォンとエンジンがかかるので機械的な印象をややうける。
このボタン、元々左ハンドルのドイツ車だけに、日本では助手席寄りに位置してしまうため、助手席の妻がエンジンスタートとストップを楽しんでいた。

元々左ハンドルといえば、ちょっと気になるのはドライバーズシートの足下の出っ張りだ。フットレストに乗せた左足の、ちょうどくるぶしから上あたりの左側が、このちょっと出っ張ったところに当たるため、最初は窮屈と感じてしまう。エンジン縦置きの左ハンドルがベースであるがゆえに、ミッション部分かなにかが出っ張ってしまっているのだろうが、次第に気にならなくなるとは言え、少し残念だ。
ついでに、写真ではそっけないプラスチックのペダル類であるが、オプションでアルミペダルが用意されているので、気になる場合は装着をオススメする。グッとスポーティになり、高級感もアップするはず。
というわけで、このクルマ、走りも造りも申し分なく、燃費も良好。高速40%、やや流れのある国道20%、渋滞している一般道40%を、たまにエアコンを使いながら走り、リッター約10キロは重いワゴンとしては立派。価格も453万円〜となかなか立派で、この価格の部分が我家のドゥードゥルカーとしての素質を著しく削いでしまっているが、クルマとしては超優等生だ。
ただ、このA4アバント、あまりにも優等生過ぎてしまっている気もしなくはない。
はじめてTTに乗ったときも優等生っぷりに感心したが、TTよりもコンフォートな分、A4の方が更に優等生な気がする。ブラックボディに流し目のヘッドライト、アイスマンと呼んでやろう。
優等生なのは悪くない。ステーションワゴンなら大きなドゥードゥルが乗っても余裕がある。
しかし、A4があまりにもクルマらしさというか、機械らしい弱点が見当たらないため、手のシワも増えたアナログな私は、うっかりステアリングから異音なんか出しちゃった我家のTTを懐かしく思った。
アウディジャパン;アウディA4アバント
2011年03月30日
間違いだらけのドゥードゥルインポートカー選び〜番外編

一軒家の新居に引っ越し出来たら、ラブラドゥードゥルかゴールデンドゥードゥルを飼いたいが、今のクルマでは大型犬のドゥードゥルは乗れないかもしれない!というところから始まった、ドゥードゥルカー選び。
前回、輸入車編に突入し、BMWミニについてあれこれ考えてみたところ、ドゥードゥルの師であるOhanaさんが、ミニにラブラドゥードゥルのレイ君を乗せた写真をブログで公開してくれた。
もうそのレイ君の姿ときたらミニ、それもカブリオレにマッチしていてかわいくてたまらない。ぜひ、Ohanaさんのブログでレイ君の雄姿をご覧になっていただきたい。
しかし、このドゥードゥル x オープンカーは反則である。
2011年03月28日
間違いだらけのドゥードゥルインポートカー選び〜第1回

ドゥードゥルを飼うにはセカンドカーが必要!という強引な理論で始まった中古車選び。今回からは輸入車を中心に検討していきたい。
今回候補に挙げるのはご存知ミニ。ローバーミニからBMWミニへと変わり現在のスタイリングになったが、ミニらしさは健在。そろそろフルモデルチェンジの声も聞こえてくる。BMWミニとなったのが2001年だから、エンジンなどの変更があったとしてもこのスタイリングを守り続けて早10年。しかし10年経っても色あせないデザインはさすがだ。
さて、中古車で選ぶとなると、色あせないのはスタイリングだけではなく価格も、であることが真っ先に限られた予算でクルマ探しをする"身に"突き刺さる。人気のあるクルマだから仕方ないか。
このクルマ、ミニなくせに先代とくらべるとかなり大きく、室内も結構ひろい。これなら大型犬のドゥードゥルも乗ることはできそうだ。後部座席は広々とは行かないが、助手席に乗せてもらった経験から言えば、助手席も後部座席もTTよりはよっぽどスペースが確保されている。
私にとってミニは日産キューブ的な要素があり、あまり飛ばしたいと思うクルマではない。このクルマがファーストカーであれば、クーパーやクーパーSでちょっと元気に走ってみたい気もするが、ベーシックなOneで十分だ。特に中古で手に入る初期モデルは、完全なBMWのしつらえになる前のもので、むしろこっちの方がやんちゃらしいのでちょうどよい。
なにより、赤いボディのミニに、おっとりモフモフのドゥードゥルが乗っている図は、とてもかわいいではないか。
2011年03月24日
ドゥードルインポートカー選び

前回、ドゥードルカー探しの日本車編をお送りしたものの、これが輸入車となるとかなり長い記事になってしまうことに気がついた。買えても買えなくてもあれやこれやと、様々な輸入車に目が行ってしまうから。
また、記事に使う写真は自分で撮影したものを使いたいので、相応しい写真が撮れた場合に、その都度アップしていこうかと。
しかし、この話いつになったら完結するのだろう。そして目ぼしいのを見つけても日本の厳しい税制の前にそんな余裕かませるのだろうか?ドゥードルには、TTの狭いリアシートで我慢してもらおうか。
2011年03月20日
電気仕掛けのクルマ

クリーンエネルギーと称され、ここ数年自動車業界でもチヤホヤされてきた電気だが、原子力は大変リスキーであると身をもって体験してしまったからには、次世代の自動車もEV一辺倒ではなく様々な選択肢を模索する必要が出てきたにちがいない。なんていう自動車雑誌の記事みたいなことを考えてみた。
たとえば、トヨタ プリウスに代表されるガソリンエンジンと電気モーターによるハイブリッドの次は、家庭用電源でも充電可能なプラグインハイブリッドを経て、完全なEVへ移行される気配であったが、多くの人がクルマがEVとなった場合、電力は今まで以上に必要となるだろう。しかし、今回の事件で学んだ賢い人々は、この世界から今後原発をどんどん廃して行くはずだから、電力供給は不足しがちになる。
そこで注目されるのは、やはり今あるハイブリッドカーとその発展型なのではないだろうか。ガソリンと電気、軽油(ディーゼル)と電気、天然ガスと電気の2つをエネルギー源とするハイブリッドカー。アウディのコンセプトカーのように、ロータリーエンジンを搭載しながら、それは発電だけに用いるというものも。
ハイブリッドカーは内燃機関や回生ブレーキからの発電で、電気を作ることが出来るから発電所の電気を使うこともないから、発電所による電力供給とは無縁だ。
というわけで、今こそこの分野で長けているトヨタには頑張っていただいて、ハイブリッドカーを更に進化させて行って欲しいと願う。もちろん、次は燃費競争ではなく、操るのが楽しいハイブリッド、走るのが楽しいハイブリッド、自動車としての魅力あふれるハイブリッドカーをどんどん作るとともに、更に落ち込みそうな日本の経済を盛り上げていって欲しい、なんてな。
明日は雨、そろそろ釣りが恋しくなってきたけれど、まだ自宅待機かな。
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2011年03月17日
間違いだらけのドゥードゥルカー選び〜国産車編

テレビもパソコンも照明も消えた部屋、しかも夕方から夜にかけてとなると読書もままならない。幸い3G回線が使えるiPadがあるので、暇つぶしには困らないが、久々に引っ張り出してきたネットブック、Dell Inspiron mini10でブログの記事でも書いてみよう。iPadもInspironも、どうしても必要ではなく、無駄遣いで買ったようなもの。それが役立つときがくるとは、無駄遣いも無駄ではないのかな。
実際、世の中の経済を回すのはこうした無駄遣いに依存する部分が多いと思う。水を飲み、食料を食べ、排泄し、眠る。この生きるために最低限必要な行動の為に必要なものを買い求めるのであれば、世界はここまで発展しなかった。生きる中にも楽しみを求めたからこそ、今がある。
この平和だった国の一万人以上が突然命の危機に晒され、専守防衛のための軍隊は、連日命がけで「核」と戦っている。ついに警察官まで核との直接対決に参加した。そんなときに道楽の話かよと思われるかもしれないが、震災のショックから立ち直り、再び無駄遣いをしなければ明るい未来はやってこない、、、はずだ。
では、私の無駄遣いといえばなんだろう。釣り、クルマ、カメラにパソコン、飛行機のミニチュアやミニカー、プラモデル。モデルガンやエアガン、ジーパンにジャケットに、スニーカーにレッドウィング。Tシャツに、原付に、自転車に、ハワイ旅行に温泉旅行、、、はて、私はほとんど趣味のために生きているのではないか?
すべてではないにしても、割合にしたら確実にバファリンに含まれる[優しさ]の割合よりも、ずっと多いことは明白だ。
そんな趣味だらけ生活の中でも一番お金のかかる道楽といえば、それはやはりクルマだろう。なにしろ買うときの単価が高いし、維持費もかかる。
現在、私は湘南に引っ越したら、ラブラドゥードゥルやゴールデンドゥードゥルといった大型犬と一緒に暮らしたいと思っているので、今よりも車内が広いクルマの購入を考えている。しかし、そのためには経済的要素と趣味的要素、スペース的要素が入り乱れ複雑化している問題を解決しなければならない。
経済的要素:車体価格50万円以下。普通車は排気量2000cc(1999cc)以下。
趣味的要素:実用一辺倒ではなく、乗るのが楽しいクルマ。MTも楽しそうだが妻も乗るのでAT
スーペース的要素:新居の限られたスペースに置けるクルマ
そこで、今回から2回くらいに分けて、いくつかの候補を挙げるとともに、それぞれのクルマを考察する。クルマ一台を導入するというのではなく、生活スタイルとして私の欲望を満たすことができるものかどうか。また、言うまでもないが、私の勝手なクルマ論なので、参考にはならないと思う。
軽自動車
新居の前の限られたスペースに駐車することを考えると、軽は真っ先に検討すべきだ。
また、軽は日本が誇る非常に経済的なクルマだ。なにが経済的って、それはもちろん自動車税が一番。バンタイプならば年間4000円。ほかにも、タイヤが安いとか車検が安いとかいくつかあるが、燃費に至っては過度な期待はできなそうだ。排気量が660CCになって久しいとはいえ、車体もある程度大きくなってきた。重量に対するパワーで考えれば、多くの軽自動車がターボで過給しエンジンをぶん回し精一杯走っているのだから。
スズキ ジムニー
軽自動車で私が真っ先に思い浮かべるのはジムニーだ。しかも今のよりひとつふたつ前の型がゴツくてカッコいい。ジムニーの走破性は軽4駆と決して馬鹿できない立派なクロスカントリー。ラリーなどでもその実力は実証されている。とはいえ、私の用途に走破性はそう必要ない。パーツも多く出回っていいるので、手に余らない範囲で弄って乗れて遊べるクルマとし、長く付き合っていけるに違いない。
ただ、私の予算で手に入るモノとなると結構お年を召した車両が多く、20年くらい前のなんてのはザラ。それだけクルマ好きから普遍の愛を受け続けている名車ということではあるが、メンテナンスを考えれば少々リスキーだ。また、ジムニーは車内が広くない。これはドゥードゥルを乗せるという理由(口実)を逸脱している。乗れないわけではないと思うが。
スズキ エブリィ / ホンダ アクティ
シンプルな軽のバン。エブリィはオーソドックスなFRレイアウトに対し、アクティはMRで重量バランスが絶妙。荷物を積んだときでも空荷の時でもバランスが良いのだそうだ。背の高い箱型バンだからこそ、バランスのよさは気になるところだ。
一方、エブリィの現行モデルはシフトレバーがインパネにあるのが良い。コンパクトな軽であるがゆえにインパネにあると足下が広そうだ。同じくフロアシフトでないコラムシフトは、ちょっと扱いづらいのであまり好きではない。
この手の商用車特有のそっけないボディカラーには、ステッカーでも貼って遊ぼう。
問題点としては、商用車だけに中古は結構距離を走ってるのが多い。同じ程度の予算で手に入るジムニーに比べたら高年式なので、それほどの心配はないのかもしれないが、実家に向けてドゥードゥル乗せて関越道を快走中にトラブルが起きたりしないだろうか。
それと、弄り方によっては楽しめそうだが、運転が楽しいクルマではなさそうだ。
国産普通自動車
国産の多くの箱型車をあまり好まないわがままな私に、条件を満たす国産車はみつかるのか。
日産 キューブ
今の狸顔ではなく、ひとつ前のモデルは結構好きなクルマだ。母が乗っているので、私もなんどか運転したことはあるのだが、正直走りの楽しいクルマではない。だが、所有する喜びはあるかもしれない。アメリカンなスタイルに憧れるならば、ホイールはあえてテッチン。黒く塗り、オーテックの黒いオーバーフェンダーをつけるのもよさそうだ。もちろん、もともとタイヤハウスが張り出たスタイルであるから、そのままでも十分サマになる。また、ボディカラーも他の車種にはないようなものを揃えていて楽しめる。
マツダ デミオ
国産コンパクトの中でも一番スタイリッシュな現行モデルが買えるのであればよいのだが、50万円でそれは難しいか。これが家の前に止めてあるのは、ヨーロッパの街並みにフランスやイタリアの小型車のある風景のようでこ洒落れているといったら言い過ぎか。マーチはまだしも、ヴィッツなんかにはあり得ないスタイルがデミオにはあるように思える。といっても予算的に厳しいのであればこれ以上の考察はやめよう。
と、国産車編はここまで。次回は大好きな外車編。果たしてどんなクルマが候補となるのか。
2011年03月08日
憧れのジムニー、堅実な軽バン

ハイオクガソリンが久々に1Lあたり150円を超えた。石油産出国のこのところの不安定な情勢がモロに影響しているのだろう。一時、同様に原油価格が高騰したときの教訓を、日本政府は覚えているのだろうか。政権を握る政党が変わったから、関係ないのだろうか。ガソリン税を撤廃して、重量税などの仕組みを変えるなど工夫があっていいものなのに、のど元過ぎればなんとやら、政治家は自分の保身しか考えないから、こうしてまた原油価格高騰の煽りを国民が受け止めることになるのだ。
さて、原油価格にも負けていないほどのドゥードゥル株の高騰により、セカンドカーとして中古で軽自動車を導入しようという案が浮上してきたわが家だが、具体的な車種となると今まで軽を所有したことがないので、てんで知識がない。軽で欲しいクルマと言えば唯一ジムニーが上げられるが、ジムニーは結構お値段が張ることも知っている。それに、後部座席はさほど広いわけでは無かった気もする。やはり、ここは軽バンが良いのだろうか。それとも、やはりジムニーか。
ジムニーは私が群馬にいた頃、会社の人が2ストのジムニーを買い、仕事が終わると一緒に河川敷のオフロードコースへ行き悪路を走り回った。泥の水たまりにスタックして、皆で押して脱出したりもした。私が乗るとしたらそういった用途ではないが、楽しめるクルマには間違いない。ただ、今回の予算で買えるのは90年代後半のモデルだったりするので若干不安が残る。4駆でなければもう少し高年式が手に入るかもしれないので、そっちが得策か。ただし、せっかくのジムニーなのに2駆というのは気が乗らない。
では軽バンはどうかというと、一番価格的にこなれているのは、商用バンである白い軽の1ボックス。ホンダのアクティ、スバルのサンバー、スズキのエブリィなど。スバルは若干設計が古いが、RRというポルシェと同様のエンジン位置には惹かれるものの、見た目はイマイチ。となると、アクティかエブリィが弾数多そうで狙い目か。ただ、白いバンでは若干つまらない気もするなと思い、Google先生と共に旅にでると、面白そうなカスタムがいくつもひっかかった。コレなんかなかなかおしゃれだが、やはりこういうのは出費が伴うようだ。最初は走ればいいやと思っていた程度の軽選びも、ちょっとした欲と拘りではやくも座礁しかけている。
2011年03月07日
セカンドカー構想

ドゥードゥル熱が高まったわが家。
しかし、大型犬を飼うにはクリアしなければならない課題がある。それは移動手段であるクルマだ。
ドゥードゥルは予想以上に大きく、まさに大型犬の名に恥じない風格だが、もしも今のわが家の一員となると、狭いクーペのオマケのような後部シートを倒し、トランクスルーにした所へ寝そべった形で乗るしかない。しかも、乗り降りはトランクからだ。これではくつろげるはずもなく、愛犬はストレスでクルマに乗りたくなくなってしまうだろう。それに、もしも病気になってしまったりしたときに、獣医の元へ大型犬を背負って走るわけにも行かない。やはり、今のクルマを買い替えるか、もう一台必要だ。
さて、ではクルマを買い替える場合から考えてみよう。大型犬も乗れて、かつ私の所有欲を満たすクルマでないとだめだ。わがままなようだが、ただ乗れるクルマの場合は、そもそもガレージハウスを建てる意味がなくなってしまう。引っ越し計画の根本を覆す。
大型犬も乗れて、私の所有欲を満たすクルマ・・・先代V70、、、あれ?去年まで乗ってたクルマだ・・・。この一年の私を否定している感じで凹むし、今のクルマにまだ乗っていたい。というわけで、買い替えプランは保留。
次に、もう一台所有する場合だが、これは今より余計に維持費がかかるとなると、やはり税金の安い軽自動車が望ましい。できれば、大型犬を乗せて移動出来るだけでなく、ペーパードライバーの妻の練習もでき、狭い逗子の道でもスイスイ楽々、さらには釣り竿も余裕で入るクルマ。となると、軽バンあたりが良さそうだ。中古なら安く手に入るだろうし、そのアタリでちょっと調べていってみようか。
2011年03月04日
東京モーターショー2011

今年12月に開催される予定の、第42回東京モーターショー。2年前の第41回は、海外メーカーがほとんど参加しないという残念な回になったが、今回はやや復活という噂が流れ始めた。米国の御三家は参加しないかもしれないが、復活は嬉しい限りだ。
せっかくのクルマのお祭りなのだから、普段は見られないスーパーカーや、夢のあるコンセプトカーを存分に見てみたい。そして、まだまだ日本にだって需要はあるんだぞ、楽しいクルマは日本人は大歓迎だ、と海外メーカーに知ってもらうためにも、主催者には一社でも多くの誘致を頑張ってもらいたい。
子供の頃いろんなメーカーのコンセプトカーをモーターショーで見て、未来のクルマに思いをはせた世代にとって、さみしいよね、地味な東京モーターショーって。
2011年02月21日
エクサキャノピー

日産 エクサキャノピー。
私の初代愛車。知人から安価で譲ってもらった。
1.6Lの直列4気筒自然吸気エンジンの出力は120馬力でトルクは14kg-m。車重は1,120kgだからそれほど重くはないけれど、ヤレたエンジンではアクセルベタ踏みでも、免許取得後さほど経っていない若者がコントロール出来る程度の速さだった。リアラゲージルームも広く、よくここに釣具を積んで川や池に釣りに行ったものだ。スノーボードなんかもラゲージに積めるので、キャリアをつける必要はなかった。
また、このクルマ、キャノピー部分を取り外して開いた開口部に幌を取り付けると、ワゴンボディーがクーペに早変わり。キャノピーが取り外された事で、数十キロの減量に成功したエクサは、がぜん元気に走り回った。
現在、荷物が運べて遊べるクルマといえば、日本のメーカーはほとんどがミニバンかミニバンベースのクルマを作るが、たくさん乗れて積めて便利でも、肝心な走りが楽しめないクルマは意味があるのだろうか。若者がクルマに興味を示さない、と言い訳するメーカーは、"便利そうな箱"ではなく、"楽しいクルマ"を作ってから言い訳すべきだ。
まあ、昔の楽しいクルマの代表がエクサとするのは、少々マニアックだけれども。
2011年02月16日
エゴカー減税

日経ビジネスの1/17号に「燃費基準もガラパゴス化?」という記事があった。要は、日本の燃費基準である10・15モードが、実際の燃費とかけ離れており(カタログでリッターあたり38キロと言われているプリウスでも、実際は20キロくらい、など)、欧州の基準にくらべて現実的ではない、という話なのだが、この記事は遅すぎる。はるか以前より10・15モードはキテレツなものであったし、それをベースにした排出ガス測定、その結果選定される"エコカー認定"も、内容を知れば恥ずかしくて逃げ出したくなるような馬鹿らしいものである。ただ、遅かったとは言え、今まで一部の自動車雑誌(特に外車をメインにしたもの)でしか語られてこなかったこの現実が、自動車雑誌ではない日経ビジネスに掲載されたのは喜ばしきことだろう。
さて、排ガス測定に話を戻すと、日本ではエンジンが既に暖気されている安定した状態で測るそうだ。これでは、エンジンをかけるところから測定をする欧州基準と結果が異なるのも当たりまえ。エンジンをスタートしたときには不完全燃焼も起こるし、排出ガス濃度は暖気された状態より濃くなり、有害物質も多くなる。全くスケールの違うモノサシで測った数値を元に、2者を比べるなんてどうかしてる。最近でこそ、フォルクスワーゲンをはじめ、外車でも減税対象車が増えたが、日本車に遅れをとっていたのはこれが原因だ。
まあ、国内産業を活性化させようという政府の目論みで、国産車を片っ端からエコカーとして国内産業の活性化を図っているのかもしれない。しかし、その場合、何か大切なものを日本の自動車メーカーは失わないだろうか?
ハイブリッドだのEVだの言われていても、まだまだ内燃機関であるエンジンは残るはず。そして国際的な排出ガス規制はどんどん厳しくなっていく。日本でだけ売ることを考えれば、今のままで良いのかもしれない(個人的には良くはない)が、需要が頭打ちの感のある不景気続く国内だけではなく、今後は中国やインド、アフリカという"これからの国"で売って行かねば自動車産業に未来はない。そんなとき、甘やかされて育った日本車としのぎを削るライバルは、厳しい排ガス基準と燃費基準をクリアしてきた強豪ぞろいだ。果たして箱入りクルマ・日本車は勝ち残れるのか?