2011年05月27日
敷地少し緑化計画

新居の土地は海岸に近いため、景観地区および風致地区に指定されている。景観地区は突飛な楳図かずお邸のようなものを作らなければよいだけだが、風致地区となっている場合は、土地に対する建蔽率が低かったり、土地の境界線より母屋を1m下げて建設しなくてはならなかったり、と家づくりにはそこそこの制限が出てきてしまう。
当初私はこの制限があることで、家が小さくなるしいやだなあと思っていたが、自分の土地に隣接する土地にも同じことが言えるわけで、つまりは自分の家の目の前ギリギリに家が建たなかったり、少しでも庭を持つことができたりと、多少ゆとりのある空間が確保できるのだ。東京のど真ん中であれば土地も高いしギリギリまで行きたいところだが、せっかく都会ではなく多少田舎なところに家を構えるのだからこのくらいがちょうどいい、と今では思っている。
さて、そんな地域だからこそ、条例のようなもので緑化にも努めなければいけない。土地を購入した時に付属していた逗子市マニュアルのようなものにそういった記載あり。土地に対して何パーセントの・・・とか、この地域に適した草木、、、とか。
もちろん、これには協力したいし、実際に木や花を育てたいと思っているのだが、湘南の土地に似合う木になるかどうかはわからない。なぜなら、父親の手により既に実家の庭にある白樺から株分けされたもの、我が家用にスタンバイされているようだ。しかも複数本。白樺は好きだけど、湘南よりも信州などのイメージが強い。そして、そんなに我が家の庭に白樺を何本も植える場所はあるのだろうか。
とりあえず、決定しているのは、風呂の窓のところに飾るアジアンタムの鉢植え。ただ、これは屋内だし、敷地の緑化にはならないか。

2011年05月22日
ホームオーディオ、一筋縄では行きませぬ

本日は新宿にあるリビングデザインセンターOZONEへ行ってきた。OZONEには家具やインテリア設備のショールームや、建築家によるデザインの展示、イベントなどがあり、東京ガスのショールームも併設されていてなかなか楽しめる。

イスにテーブルにソファーなど、街の家具屋などよりもずっと魅力的なものがそ揃っているが、おいそれと手が出せない価格設定のものが多数。OZONEへは今回が2度目で、目的は前回ココで知ったパイオニアのホームオーディオシステム"ACCO"を実際に新居へ導入しようということになったため、詳細を聞くためだ。
ACCOの展示場所は限られており、家電量販店などではまず展示されていない。横浜から新宿まではけっこう億劫な道のりだが、前回はまだ展示されていなかった新型スピーカーなど、早い段階で確認しておかねばならない事が数点。

ACCOのショールームはOZONEの6Fにあり、そこでスピーカーごとの音の違いなどを体感する事が可能だ。
そして、そこで本日わかった問題点・・・
・ACCOにスピーカー拡張キットは一つしか付けられない
・1スピーカーへの出力は1チャンネルのみ、つまりモノラル
・ステレオ出力する場合は、2出力分を使用
・スピーカー出力はステレオ、モノラル出力のどちらかに固定、併用は不可
・新スピーカー「SOUND WING」は1台で使用した場合は音の広がりはイマイチ
・「SOUND WING」は他のスピーカーよりもチープな音質
スピーカーが4つであればリビングダイニング、キッチン、バスルーム、ガレージと4ヶ所に設置する場合はすべてモノラルになってしまう。まあ、モノラルでも良いのだけれど、できればステレオで広がりのある音を・・・と、なんか問題点が多いが、良いことも。。
・「SOUND WING」は2台でステレオ出力すると音の広がりがすごく良い
・天井埋め込み型スピーカー「S-ICH200」はモノラルでも結構鳴る
あれ?なんかやっぱり問題点の方が多い?
ひとつ確実なのは、このACCOを導入するのであれば、もう一度スピーカーを設置する場所などを考えなければいけないということ。スピーカー切替器をステレオ出力の1セットにかませて、普通のステレオスピーカーとか付けちゃだめなんだろうか?

2011年05月21日
TOTO、お前もか

本日は晴天なり。トイレやバスルーム周りの設備を実際に見るためにショールームへ。
以前Inaxのショールームへ行った時、バスルームはユニットのシステムバスばかりだったが、天下のTOTOなら全部展示してあるだろうと、前回候補に挙げたバスタブ、Inaxのアーバンシリーズの材質がFRPだったため改めてTOTOの人工大理石の物へシフトしようとしている我が家は、TOTOのショールームへと斥候を出す(といっても自分たち)事にした。
ショールームへ到着すると、自由に見学出来ますがご説明が必要であればお申し付けくださいというTOTOのお姉さんのに「バスタブの展示はどちらですか?」と尋ねると「バスタブのみの展示はなく、システムバスだけなんです」と先制パンチを喰らう。システムバスのバスタブと、造作用の単品バスタブは完全にラインナップが異なり別物。つまり、到着して10秒で目当てのものが無い事を知ったのだ。
TOTO、お前もか。
しかし、1400mmサイズのバスタブで、果たして脚を伸ばして湯に浸かれるか?という問題は、形状は異なるが同じ長さのバスタブで確認する事ができた。それが下の画像だ。
1、2、3☟

伸ばせた!!!

2011年05月16日
引っ越しの準備?

今回の週末は久しぶりにどこへも出かける事もなく、ごろごろだらだらと過ごしたり、ちょっと自分の趣味の物が散らかっているデスク周りを掃除してみたりしたけれど、いかんせん約10年間住んできた家だからいろいろな物がある。
とりあえず、手始めに雑誌類は捨てたりしてみたものの、釣りのムック本なんかが発掘されると捨てるのは忍びない。エギングやらシーバスフィッシングの情報があれこれ詰まった、雑誌2冊分くらいのちょっと高価なこれらの本、よーく考えてみると釣りの業界は日進月歩。どんどん新しい釣り方が出てくるし、自然環境の変化で近所で釣れる魚も変わってくる。となると、これらは捨てても問題ない物だ。と、自分に言い聞かせ「いらないもの」と書かれた箱へ。尊敬する釣り人、村越正海さんの本だけは「いるもの」へ。
釣りの本が片づいたと思ったら、その下からクルマの雑誌が登場だ。ボルボとアウディの雑誌などが数冊でてきたが、アウディは我が家にとって歴史が浅いが、ボルボのは既に7〜8年前のものなので懐かしい。懐かしすぎる。自分の乗ってたモデルのカタログまで出てきた。すべて「いるもの」へ・・・。
さて、こんな感じだから、ちょっと片づけたってぜんぜんなのではあるが、年内にやってくるであろう新居への引っ越しに向けて少しづつ不要なものは捨てていこうかと思う。パソコンのパーツや今はもう使わない釣具なども整理が必要そうだ。
そして、このブログも引っ越しの準備でも始めてみようかと思う。既に釣りの話より引っ越し計画やドゥードルカーの話の方が多くなってきているため、ナチュラムにブログがある意味もあまりなさそうだ。早い話が飽きてきただけなのだけれど。

タグ :引っ越し
2011年05月14日
バスルームのサイズ

新居のバスルーム、サイズは1坪。日本では標準的なサイズであるようだ。しかし、1坪がどのくらいかという感覚は無いため、狭いのか広いのかわからない。
バスタブは1400を使います、と言われた。長辺が1400mmということか。ならばとメジャーを持ち出し、現在の我が家のバスタブを測ってみる。ジャスト1200mm、ちっさ!改めて測るとかなり小さい。これより20センチ広くなると言う事は、足も伸ばせるだろうか?
さて、ネットで検索してみると、1坪は標準的だけど安らぎの空間を演出すべく1.25坪にしたという人が目立つ。我が家も安らぎの空間を演出したいのだけれど、演出しちゃうとレイアウト上、パウダールームやクローゼットなどが狭くなる仕組みで難しい。限られた予算の中での家づくりは、あれもこれもではなく、メリハリをつける事が重要なんだろうな。
それはそうと、マンションやユニットバスなんかであるバスルームのサイズ表記、1616とかっていうのは、1616mmのバスタブサイズってことかと思ってたら、1600mm x 1600mmのバスルームサイズってことなのね。で、1616でも1坪とかいうのもあり、それじゃあ我が家も1400より大きなバスタブつけれるのではないかと思うのだけれど、、、さっぱり意味がわからない。複雑だ。
2011年05月01日
スプリングの無いマットレス

どうも、昨日釣りの疲れでテレビを見ながら気づいたら朝までソファーで寝てしまい、やや風邪気味なエルピーオです。
本日は表参道にあるマットレスのメーカー、マニフレックスのショールームへ。約10年間使った安物マットレスも引っ越しを機に新しくしようという魂胆だ。
マニフレックスのマットレスは、スプリングが入っていないウレタンマットレス。高反発や低反発のウレタンを組み合わせている。様々な固さのものがあるが、どれも通常のマットレスと異なり体のラインに沿った沈み方をするので自然な姿勢で眠れるのが売り。実際ショールームにある様々なマットレスを試してみると、なるほどこれはなかなか良い。
また、マニフレックスのマットレスは旗艦モデルでこそダブルで12万円台と高級だが、スタンダードモデルではダブルでも6万円を切る価格が魅力。和室などでも使える折り畳み式のマットレスで10年、ベッド専用のマットレスで12年の保証がついている。
さて、わが家には高級な「フラッグ・FX」を導入したいところだが、その半額で購入出来る「エア・メッシュ」や「モデル246」でも十分に寝心地が良さそうであったので、このどちらかにする予定。追加で湿気を防ぐ「マニシート・プラス2」もあったほうが良さそうだ。
そして、私が気に入ったのは、マニフレックスのマットレスを購入し自宅に納品される際の形状だ。マットレスというと、搬入も大変な大きな長方形のままで納品されそうだが、マニフレックスの場合はクルクルと巻かれた筒状で納品されるのだ。スプリングなどがないから圧縮して真空状態にしパッキングするらしい。これなら、マットレスは搬入が面倒だから、と買い替えを敬遠されていた人(私だけ?)にも安心だ!
![]() マニフレックスマットレス・モデル246/セミダブル |
2011年04月28日
秘技 病院用流し

写真は線路だけど、今日はキッチンのシンクの話。
新居のキッチンは悩みに悩んだ結果、タイルを基本とした仕様になる予定。細かいタイル貼りはかわいらしいけれど、実用面が不安なので、キッチンカウンターの天板部分は大きめなタイルになるのか、とかその辺はまだ決まっていないがタイル。なぜタイルかというと、現在の賃貸マンションはステンレスのキッチンで、これには飽きたので違う材質が良いが、人工大理石はコストがかかるから。
で、タイル貼りのキッチンだとシンクはどんなのがいいだろうか?と考えていると、ガレージ横の私の遊び部屋につける予定の病院用流しに目が留まった。ルアーとかプラカラーのブラシやクルマを拭いたクロスなどを洗うためにつけるのだが、キッチンで使っても便利そう。なにより、見た目キッチンには結構合うのではないか、と。
病院用流しはその名の通り、病院や理科の実験室みたいなところで使われているシンプルで大きめな陶器のシンク。なんのことはない実用一辺倒な作りであるが、これが逆にレトロでなかなか良いと、実際にキッチンで使っていらっしゃる方もいるのだとか。
さらに、この病院用流しはコストも控えめ。一応ステンレスでもセラミックコートされたものなども検討してみる予定ではあるが、いまのところなかなか有力な候補である。病院用なのに。
2011年04月27日
乾燥機は何のために?

洗濯機や乾燥機にこだわるっていっても、そもそも乾燥機をそんなに使う?という声にお応えして。。。
普段私の着ているものは、おおよそ会社勤めとは思えないTシャツ姿が多い。もしくはTシャツの上にカジュアルなシャツを着て、下はほぼジーパン。チノパンっぽいものなんて、クルマを運転するとき以外はまず履かない。真冬はフリースやセーターを着るし、秋や春から初夏にかけては7部袖のシャツも着る。
では、それらを洗ったら乾燥するかっていう話だけど、ほぼしない。よっぽど早急に乾かす必要に迫られていない限り。じゃあ、乾燥機は何のためにあるのかというと、それはタオルを乾かすためなのだ。
タオルは洗ってそのまま干すのではなく、乾燥機で乾かすとふっくらフカフカに仕上がる。今の洗濯機になってから「やっぱりタオルは乾燥させたほうが気持ちいいねー」と、妻は満足そう。確かにフワフワのタオルは気持ちが良いのだが、通常の洗濯機の乾燥機能だと乾燥完了までに3時間かかったり、時間も電気代も少々もったいない気がしなくもない。
その点、わが家で導入を予定しているガス乾燥機は長けてるらしく(妻のプレゼンを聞いただけで、私自身は調べていないため曖昧)、3時間かかるところが20分で済むらしい。要するに、コインランドリーなどにある乾燥機と同じだ。
また、わが家ではシーツや布団カバーなどを乾かすときも、天日干しではなく乾燥機と室内干しの併用でやっている。これはその方がふっくら、というわけではなく、外に干すと花粉症の私が就寝時にギャフンと言わされるためだ。引っ越した後は、花粉の他に潮風もあるだろうから、ガス乾燥機は更に活躍するだろう。
はて?こうして考えてみるとタオルのふっくらは別として、花粉症は私、海の近くの家を強く希望したのも私、つまり私のために乾燥機があるようだ。
となると、ガス乾燥機のデザインがイマイチだのなんだのなんて、私はとても言えた身分ではないようですね、乾太殿。
2011年04月26日
オーバースライド

ガレージにはやっぱりオーバースライド方式の木製ガレージシャッターを取り付けたいと以前から考えていたが、高いんだな、これが。三和シャッターの世田谷ベースとおそろいの「ゼクラ」だと、余裕で100万円越え。
もっと良心的な価格のメーカーもあるので、そちらで検討はしているのものの、今の調子だと削られそう。洗濯機は譲っても、これは譲りたくないところ。上にカラカラ上がって、風でガタガタいうようなシャッターだったら、むしろシャッターはいらないかなぁ。。。
2011年04月25日
残念、無念、断念、北欧の洗濯機

残念な事に、ASKOの洗濯機導入は見送りとなった。
新居のパウダールームの配置は、左側がバスルーム。バスルーム寄りから、洗面、トイレ、洗濯機&乾燥機と並ぶ。ASKO等のヨーロッパ製洗濯機の多くは立ち上げ排水設備を持たなければならないから、洗濯機の左側に若干のスペースが必要。となると、トイレと洗濯機の間にそれをつくるのは不自然。
ASKOを置くなら、洗面>洗濯機>トイレの順がスマートなのだが、ASKO製は乾燥機が別に必要なため、上に乗せると空間デザイン的に窮屈になる。だから、洗濯機と乾燥機は一番右に持っていき、カーテン状の物で仕切ることに。そして、洗濯機は立ち上げ排水が出来ないレイアウトなので国産、つまり現在の東芝製を継続使用し、乾燥機は妻念願のガス乾燥機となる予定だ。
東芝の洗濯機はまだまだ使えるから良いのだけれど、それが壊れた後も立ち上げ排水ができないので国産になるのだろう。
うーん、国産ねぇ。。機能ばかりを追求しなくてもいいから、もう少しデザインにこだわってくれるといいんだけど。ああ、国産の電化製品に美しさを求めるのは酷なのか。と、東芝から買い替えるであろう何年か先のことまで考えテンションが下がる。
というか、わが家のレイアウトの場合は、そもそもASKOではスマートな配置で洗濯乾燥の両方を得る事も、端においやってガス乾燥機と組み合わせる事も両方出来なかったのではないか。だったらショールームに見に行ったりしてからではなく、もう少しはやく事実を教えて欲しかったナ、なんて今日は口を尖らせてみる。
2011年04月20日
BGMは波の音?

私は興味を持ったモノにすぐに凝りだすという厄介な習性をもつため、いろんなところで道楽用途な出費がかさむ。オーディオもその一つ。
現在はデジタルオーディオ全盛であるから、音を鳴らす機械はことごとくコンパクトになり、テープやディスクが入るスロットすら消えた。たとえレコードよりもそっけなくなったといわれるCDのサウンドでも、数値上人間には聞えない部分は端折ってしまおうと圧縮された合理的デジタル音楽データにはない余韻や空気を伝える高級機を求め、単品デッキを買い求める人はまだまだいるようだ。家電量販店の一角からそれらが消える事態には至っていないどころか、iPodをはじめとするデジタル音楽ソースと融合し生き延びている。家を建てるならオーディオもちょっと入れたいな、とうっかり売り場に踏み込めば、学生時代にバイト代をつぎ込みまくった単品オーディオの世界が「やあ、よく戻ってきたね」と迎えてくれているようだ。
しかし、私の長所は何にでも興味を持つところ、短所は興味を持つ対象が多すぎるところ。休日にのんびりソファーに座って、コーヒー片手に高級オーディオの音に酔いしれるほどの落ち着きはない。すぐに、釣りでも行くか、車でも洗うか、犬と遊ぶか、となること必至なので、そこまでの高級機は必要ない。パソコンやiPod単体で聴くのよりちょっと良いサウンドが得られればいいのだ。これは、新築注文住宅でよく見かけるホームシアターに関しても同じことが言える。
また、予算的な問題で初期段階でオーディオまで予算が回るか不明であるため、後から設置するとき不便のないよう、テレビの周囲やリビングのソファーなどを置く後ろあたりの壁、キッチン、ガレージなどにスピーカー用のスピーカー配線だけしておこうかとも思う。本格的なサウンドをじっと一か所で聴くというよりも、家の中のオープンスペースでちょっとイイ音をBGMとして心地よく聴くほうが気楽で私にはよいかもしれない。
そんな折、東京ガスのショールームに足を運んだ時、この私のコンセプトにピッタリなモノを、たまたま同じ建物の中に展示されていたことで知った。
パイオニアのACCOがそれだ。
詳細はウェブページをご覧いただきたいが、つまりはiPodなどの音楽ソースを、天井に埋め込んだスピーカーで流すわけだが、一括コントロールができ、波の音や鳥の鳴き声などのヒーリングサウンドもあらかじめ搭載し、志向性の高いスピーカーでオープンスペースでも周りに迷惑をかけない設計などなど、、、とにかくBGMを流す家庭用システムとしてはよさそう。これを使ってさりげなくハワイアンミュージックなんか流したら、バルコニーの向こうから聞こえるであろう本物の波の音と相まって、気分はハワイだろうなと想像するだけで楽しい。
さて、やはり気になるのはその価格。スピーカーの種類や数などによっても異なるが、できることならリビング、ダイニングキッチン、ガレージに、バスルーム(防滴スピーカーもあり)となってくる。欲張れば欲張るほど高価になるのはあたりえだが、この3から4か所に設置するプランで25~28万円らしい。取り付け工事費を含めればもっとか。
おや?そういえば、便器も最低25万円くらいした気がするし、輸入洗濯機などもそのくらい。住宅用の設備というのは押しなべて25万円~なのだろうか?車検時に「交換しておいた方がいいですね」といわれることの多い、クルマのなにかしら消耗品以外のパーツ交換修理もたいてい8万円~だし、きっとその業界ごとに一定基準があるにちがいない。住宅設備業界はそのスタートが25万円なのだ、きっと。
2011年04月16日
トイレ考察

1Fのパウダールームに1つ、2Fに1つ、計2つのトイレを設置する予定の我が家。
コストを抑える為には高級便器は避けて通りたいところではあるが、私としては1Fのパウダールームはタンクレスの便器を使用したい。
バスルームに隣接し、洗面、トイレ、ランドリーエリアが一緒に配置される3イン1タイプのパウダールームは、慣れない人には受け入れにくいかもしれないが、我が家は今の賃貸マンションもソレなので完全に慣れてしまうどころか、これの方が空間が広く使えるので気に入っている。
ただし、オープンエリアでトイレとしての用事以外でも人が訪れる事が多いからか、便器まわりにホコリが貯まりやすい。これをぞうきんでふき取って掃除をする時に、なんともタンク部分がじゃまなのだ。タンクからでている配管まわりだとか、手が入りにくく拭きにくい。だからタンクレス。それにタンクがないほうがすっきりしていて見た目も良い。
しかし、タンクレスは高い、そして停電時に使えない。
停電時は2Fのトイレを使うなりすればいいが、便器が30万円とかするのは家作りに対するインパクトはかなり大きそうだ。ちなみに、TOTOのショールームへ行ってみたら、タンクレスもタンク付きも両方高かった。まあ、とりあえずタンクレスで希望を出しておいて、予算が足りなそうなら、泣く泣くタンク付きにしようか。。
そして、震災により納期が未定などという記載があり不安。建築関連の資材は今ほとんど入荷してこないと聞く。ゴールデンウィーク開けころからはだんだんと戻るだろうという読みもあるが、どうなることか。
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2011年04月09日
スウェーデン信者

スウェーデンのモノ、と聞いただけで良いモノだと思い込む風習が我が家にはある。スウェーデンのモノなら良いはずだ!をお題目とするスウェーデン信者なのだ。
以前乗っていた大好きなボルボがスウェーデンのクルマだから、好きになったのかもしれない。
ただ、良いモノ=壊れない、手のかからないモノ、なのかというと、一概にそうは言えないだろう。
北欧家具の優れたデザインが魅力のイケア。そこで売られているモノのデザインやコンセプトは良いナ、と私は思うのだが安いだけに長持ちはしない。良いモノというのにはちょっと足りないかもしれない。
ボルボだって物凄く性能の良いクルマなんですヨ、というわけではなく、どちらかというと平凡な性能を持ったクルマだ。センターコンソールのボタンは、手袋をしたままでも操作しやすいように大きいんです、なんていわれても、北海道や東北の雪国以外で乗るなら、日本に置いてあまり意味がない。
では、何が良いと思っているのかというと、そのデザインはもちろん、自分(スウェーデンの人)たちに合った、そして自らを守るためのモノ作りをするからかもしれない。ボルボのボタンが大きいのはまさに自分たちの暮らしに合ったデザイン、そして世界で初めてシートベルトを装備し、その後も常に安全技術への拘り続けているところだろうか。
ボルボもフォードや中国企業の参加となり若干変わったかもしれないが、日本はどちらかというと売れることが優先で、自国に合ったモノ作りはあまり感じない。安全性のイメージもさほどない。メイドインジャパンは壊れにくく高品質デス!というのは印象強いのだが。
さて、今日はそんなスウェーデン製の洗濯機を見るため、都内のショールームへ行ってきた。メーカー名はASKO(アスコ)。妻がどこぞで情報を仕入れてくるまで、あまり聞いた事が無かったメーカーだが、最近では賃貸マンションなどでも使われるようになり、都内でのシェアはミーレに負けないくらいだという。ただ、ミーレは地方にもサービス拠点が多いので、首都圏以外ではASKOのシェアは落ちるようだ。

海外製の家電は日本のように多機能ではないというイメージから、それほど使い勝手には期待をしてなかったものの、説明を聞くとなかなか良さそう。とくにこのダイヤルでの操作。手洗いモードを初め、色物、白いモノなどそれぞれに合った洗い方が可能で、そのモード選択にはダイヤルを回す。先日のアウディA4のMMIみたい。
左側のボタンでは水温や洗濯機の回転数を選べる。右側で設定したモードの温度と回転数を自分で変更したいときは、このボタンで操作するらしい。たとえば「白い衣類だから、白いモノを洗うモードだけど、回転数はもう少し下げて優しく洗いたいな、ぽちっ」ってな具合に。

また、これは日本仕様ならではらしいのだが、前面に扉がついているのが良い。扉が閉まっているとドラムが見えるガラス窓も見えず、前面は真っ白な平面パネル。すっきりとした見た目は、置く場所をあまり選ばない。

また、洗濯が終わった後、とりあえず開けた扉の上に洗濯機の中のものを引っ張り出せる感じで、低い位置に設置されている場合などは重宝しそうだ。座り込んで1枚1枚衣類を取り出すのではなく、少し身をかがめてテキトーに引っ張り出す横着なやり方をしても、床に洗ったばかりの衣類が落ちる事はない。
結果、スウェーデンASKOの洗濯機、デザインも操作感も装備も気に入った。ただ、この洗濯機には乾燥機能はないので、乾燥機を別に用意しなければならないが、元々妻の希望でガス乾燥機の導入を考えていたので問題はない。
もちろん、ASKOでは単体で乾燥機もラインナップされている。
通常の洗濯乾燥機は7キロ洗えても3キロくらいしか乾燥出来なかったりするものだが、7キロ洗えて7キロ乾燥できるのは、別々であることの大きなメリットらしい。
そして、洗濯はハイパワーでガンガン汚れをおとします!というのでもなく、ちょっと時間はかかるけど電気代を抑えつつ環境に配慮した洗い方をするらしい。
そういうところがさすがスウェーデン!と思ってしまうのは、やはりボルボに乗っていたから?
つまりボルボ信者ということなのか。
2011年04月07日
洗濯機

もう葉桜になりかけているこの桜、毎年一番先に咲く山桜。
今年も気づいたら満開になっていて、もう来年はこの桜で春を感じる事は無いのかと思うと少し寂しい。
さて、現在我が家では新居内の設備選びが進行中で、今週の話題はもっぱら洗濯機だ。
元々は、今使っている東芝製の"エアコン付"ドラム式洗濯乾燥機が特に不自由なく動いてはいるので、これをそのまま使おうかと思っていたのだが、なにぶんでかい。
約5年前の購入時、東芝製はけっこう入らない家が多く、配送先から泣く泣く持ち帰る事もあると配達員から聞かされた。幸い現在の賃貸マンションには設置可能となったが、その存在感はけっこうある。新居では洗面所周りがもう少し広くなるとはいえ、この洗濯機を設置すると空間デザイン的にはちょっとせせこましくなりそうなのが残念だ。
そもそも、日本製の家電は輸入品に比べて多機能ではあるのだが、オモチャっぽいゴテゴテしたデザインである者が多い。我が家の洗濯機もその口。エアコン機能は、2年前の夏にリビングのエアコンが壊れたときしか使った事がない。その時は暑さに負けて洗濯機の前に正座したが・・・。
一方、ミーレだとかエレクトロラックスだとかの輸入品は日本製とコンセプトが全く異なり、多機能は望めないものの、そのデザインはすっきりしていて美しい。洗濯時間は長いらしいが、その分衣類を痛めないようなので、時間は我慢してもその方が良くも思える。なにより、高さがあまりなくコンパクトであるために、空間が広々と取れるのがうれしい。
ただし、輸入品はメンテナンスの心配と、なにより製品価格が高いのが問題である。メンテナンスで言えば、日本にも拠点の多いミーレが一番良さそうだが、ミーレは一番価格も高い。
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スウェーデンのエレクトロラックスは、傘下にドイツAEGを収めAEG-Electroluxのブランドで洗濯機をリリースしているが、ミーレほどの情報がない。また、同じくスウェーデンのASKOというブランドも気になる。
![]() ASKO(アスコ)「W6232」全自動洗濯機【ポイント10倍!(4/7... |
我が家では、新居にASKOの食器洗い機を導入しようと考えていて、その決め手となったのが造りと価格。ショールームでミーレと比較したときに、ASKOの方が断然使いやすそうであり、ミーレより10万円くらい(値引き後の価格が)安いのだ。なので、洗濯機にもその理論が当てはまらないだろうかと考えているのだが、いかんせん情報が少ない。また週末はショールーム巡りにでもでかけよう。。
2011年03月27日
時計

相当早い新築祝いとして、妻の友人よりパシフィックファニチャーサービス(以下、PFS)の時計をいただいた。
この時計、セイコーとPFSのコラボ商品なのだが、元々都営バスなどにも使われていた時計ということも有り、デザインだけでなくその堅牢性も十分そうだ。また、いただいた時計の色は白だが、その他にもグレーとクロームがラインナップされていて、このうちのどちらかを購入して私のガレージにも飾る予定だ。
他にもPFSで販売されている商品には魅力的な物が数多く、恵比寿のお店に足を運ぶたびに、そこに置かれた様々な家具を頭の中で新居の各部屋に配置してみるのだが、モノが良いなりに価格も良いのが悔しいところ。ぜひとも、ガレージにはPFSのスチールロッカーなどを置いて、その中に釣りのウェアやモデルガンなどを収納したいのだが。
![]() 昔から、変わらぬセイコーのクロック、別注モデル。SEIKO 掛時計 セイコー クロック レトロ 防... |
2011年03月19日
家づくりへの震災の影響

本日は久々に家のプランニングに行ってきた。あんな事件があると、引っ越し計画もトーンダウンしてしまった感はあるが、少しづつまとまりつつあるプランに大満足。次回からは設備などの細かな話に移行できるらしい。楽しみだ。
しかし、今このタイミングで着工となる方々は、震災による住宅機器メーカーの工場停止や役所の都合により、大きく影響が出る可能性が高いらしい。我が家の場合、着工するのが初夏くらいと思われるので、その頃材料や設備の供給がどうなっているかわらないが、やはりスケジュールがおしてしまうのだろうか。
2011年03月18日
発電機で自家発電

今日は自宅勤務をするにも朝から停電中でネットにつなげない、また午後も2度目の停電が予定されていて、更に午前中にミーティングもあるので出社した。するとどうだ、Outlookの予定表からミーティングが抜けている。どうやら、昨夜停電でメールが見れない時間に、キャンセルされたらしい。しかも、今朝確認しようにも我が家は停電で確認できなかった。嗚呼、残念。
いざ停電に翻弄される暮らしが始まってみると、被災地の人たちに比べたら幸せだ、これも仕方ない、とは解っていながらもストレスはたまってしまう。自分の生活がこれほどまでに電気に依存しているとは思ってもみなかった。平和ボケして電気が来ることが当たり前のように、のほほんと暮らしていた事への罰なのか。
もう一週間、昨日のことのように思える。
いずれにしても、いくつかの発電所が使えなくなった以上、今後も電力の不足は続く可能性が高く、なにより電力会社は信用ができない。
となれば、また起こるかもしれないこうした災害の時に備え、自分の家でも電気が作れるよう、発電機を用意せねば!
実際、私の実家は機械好きの父が持っていたエンジン式の発電機があったおかげで、地震直後からの長い停電時も風呂に入ったりできたと母が自慢気に電話で言っていた。「ガラクタばかり集めて。。。」と日頃父に文句を言っていた母も、今度ばかりはそのガラクタに感謝しているようだ。
さて、発電機がそんなにも有効であれば、私もその道楽親父の息子として発電機の一つでも持っておかなければならない、と調べてみた結果、おもしろい発電機を発見した。
ホンダ エネポ
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ホンダはカセットコンロ用ガスボンベで動く耕耘機などを販売しているが、これはその発電機版のようだ。ガソリンエンジンの発電機より、カセットボンベのほうが危険性も少なく扱いやすそう。見た目もなかなかスタイリッシュ。これ欲しい。
もともとは屋外のキャンプやバーベキュー向けなのか、連続稼働時間はそれほど長くない。ただ、電気がないよりは便利な生活ができるはず。新居に引っ越したら真っ先に導入したいところだが、そう安いものでもないのですぐに買うかどうかはわからない。
ただ一つ、我が家で決定しているのは、オール電化の家は建てない、ということだ。
2011年02月25日
逗子の水

果たして、逗子の水道水はおいしいのだろうか?
そんな疑問を妻が投げ掛けてきた。もしも、生まれ故郷のように、水道水が普通に飲めて、しかも美味しいと感じられるのであれば、キッチンに設置を考えていた浄水器の必要がなくなるのではないか。浮いたお金は他の設備に回せるのではないか、と。
そこで、実家が逗子にあるM氏に問い合わせたところ、帰省時にはペットボトルに入れて持ち帰るというから、俄然浄水器の必要性が薄らいだ。しかし、謙虚なM氏はこう続ける。「幼い頃から慣れ親しんだ水だからかもしれない。海の近くは水道管が劣化するなどの可能性も考えられなくはないので、つけておいたほうがよいかもしれない」と。
うーん、そうか。ではやはり浄水器は必要か、と思いながら、現逗子住民のU氏にも聞いてみる。「水は不味くはないですけど、一応買ってますね」。うーん、、、やはり自然豊かな逗子といえど、水道水に過剰な期待をしてはいけないのだろうか。
しかし、実家に帰って風呂に入った時に毎回やる"湯船に浸かり、蛇口から美味い水道水をがぶ飲み"が逗子で堪能できるのではないか?という淡い期待は、まだ私の頭から消え去っていない。
なお、今回の写真は逗子ではなくハワイである。
2011年02月22日
いそがばまわれ

家のプラン作りのため、何度か建築家と話をしたが、まだまだ先は長い。そういえば、あの土地が我々の所有物(銀行のか?)となってから、1ヶ月以上が過ぎているが、現地には出向いていない。今度の休みにでもちょっと行ってみようか、とも思うが、行ったところで何があるわけでもなく、土地がそこにあるだけだ。まだ建物の「た」の字も無い。
建築家による建物となると、さぞかしリッチな建物なのだろうと思われる方もいらっしゃるかもしれないが、むしろハウスメーカーの方が金額的には高価かもしれない。私も、いくつかのハウスメーカーで聞いてみたが、おしなべて3,000万円から相談に乗りましょう、という感じの高級な世界で、キリギリスな生活をしてきた私たちには、とても踏み込むことは出来なかった。
もし建築家にお願いしてみたいけど予算が。。。とお考えの方は、ぜひ一度話を聞いてみるといいと思う。建築家それぞれに考え方も違うので、全員では無いと思うけれど、意外と予算内で建てられるかもしれない。まだ建てていない私が言うのもなんだけれど。。
さて、3月を目前にして、気温もだいぶ上がってきた。今週末の予報では最高気温17度などという、釣り日和が予想されている。新居の完成予定まであと約10ヶ月。プラン開始から入居まで1年は長いなぁと思ったけれど、意外とすぐに1年経ってしまうかもしれないと思う。そのくらい、プラン段階の今でも楽しくてたまらない。一番乗りで手に入れた分譲地の一区画だったが、私たちが入居する頃には他の建物が全部建ってたりして。
2011年02月11日
テラコッタの床

本日は大雪なり。と言っても、先日の盛岡には遠く及ばず、まだアスファルトに雪は積もっていない。この寒さでは連休の釣りはダメそうだ。
さて、先日、築半年ほどのお宅を拝見させていただいたところ、リビングルームの床材にテラコッタのタイルが敷き詰められていた。モノにもよるのだろうけど、足触りはそれほど固くなく、冷たくもなかった。床暖房が施工されているので温かいのかと思ったら、まだ暖房は入れておらず、昼間の陽の光の余熱だというから驚きだ。
リビングの床材といったら、無垢のフローリングだろうと、深く考えることもなく決めつけていたけれど、室内で犬を飼ったりするのであれば、テラコッタのようなタイルの方が滑らなくてよいだろう。また実用性も夏は涼しく冬はあったからしいので良いことばかり。一点だけ気になるのは、飲み物をこぼしてしまったり、犬が粗相をしてしまったときに染み込んでしまいそうなところ。悩ましい。